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ファナックら3社/工場内完全無線通信化へ5G実験開始/生産効率向上に向け共同検証  [2019年9月4日3面]

 ファナックと日立製作所、NTTドコモの3社は、工場やプラント内の完全無線通信化に向け、第5世代通信規格(5G)による実証実験をスタートした。実験後に各社が得たノウハウやデータなどを持ち寄り、生産性向上や品質管理改良のための方法を議論する。
 実験は2021年の夏ごろまで行う。舞台になるのはファナックの本社工場(山梨県忍野村)と日立製作所の大みか事業所(茨城県日立市)。両工場で生産制御システムに5Gが適用できるか確認する。ファナックの本社工場ではロボットや工作機械などへの5G接続、大みか事業所では遠隔での保守作業支援などに5Gが使えるかを検証する。
 5Gは高速・大容量、低遅延、多数端末接続といった特徴がある。機械の一括制御で生産効率アップが期待できる。工場レイアウトの自由度向上につながり働く環境の改善にも役立つ。
 日立製作所の大みか事業所は鉄道、上下水道などの社会インフラ、発電や鉄鋼といった大型工場向けの監視制御システムを設計、製造している。将来的には工場、プラントに適した5Gソリューションや無線網構築サービスを検討する。

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