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鹿島/熱中症アラートメール配信システムを導入/関東支店で運用開始  [2019年9月9日3面]

 鹿島は現場の熱中症対策を強化するため、発症リスクをメールで配信するシステムを関東支店に導入した。現場ごとの気象情報を踏まえて熱中症のリスクを判定。結果を毎日午前7時と午後3時にメールで送り、現場での注意喚起などに役立ててもらっている。
 配信システムは前夜の熱帯夜情報と、当日午前6時~正午の気温を累計した「予想積算気温」を、RPA(ロボティクス・プロセス・オートメーション)を用いて全現場にメール配信する。メールには危険度に応じて▽こまめな休憩▽現場内巡回強化▽早退などを検討▽作業中止・中断を検討-といった具体的な対策も盛り込んでいる。
 システム構築に当たっては、気象情報提供会社のハレックス(東京都品川区、藤岡浩之社長)と連携。同支店管内で過去5年に発生した熱中症の事例と埼玉県内の熱中症公開情報を踏まえて、発生日時やエリアごとの気温、暑さ指数(WBGT)を同社が解析したところ、熱帯夜の翌日には熱中症発症リスクが約6倍に上昇することなどが分かったという。
 現場所長からは「暑さレベルによっては午前中から積極的に休憩をとってもらう方針とした」「協力会社と危機意識を共有できるようになった」といった声が寄せられている。同支店では熱中症対策標準の策定や、後頭部を保冷剤で冷却する安全用品の着用ルール化も合わせて実施している。

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