工事・計画

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電源開発/北海道・檜山沖で海底調査着手/洋上風力発電の開発可能性検討  [2019年9月9日4面]

深浅測量のイメージ

 電源開発は北海道南西部の檜山エリア沖で、洋上風力発電所の開発可能性調査を始めた。地元理解を得ながら、海底の地形調査(深浅測量)や計画段階環境配慮配慮書の縦覧を行っていく。洋上風力発電の開発可能性調査は、同エリア沖以外の複数の地点でも進めることにしている。
 渡島半島の日本海側にある檜山エリア沖の調査は10月中旬まで行う。計画地はせたな、八雲、乙部、江差、上ノ国の5町。良好な風環境に加え水深が浅く、有望な洋上風力発電所の候補地となっている。ヘリコプターに搭載したレーザー測深機や調査船のナローマルチビーム測深機を利用し、水深10メートルまでとそれ以上の海底の地形を調査する。同エリアは、再生可能エネルギー発電整備海域利用法に基づき、国が風力発電事業者を公募する促進区域の指定に向け検討が進んでいる。
 電源開発は国内2位の規模となる合計出力約45万キロワットの風力発電設備を所有する。2018年6月に再生可能エネルギー本部を設置し、水力や地熱などを含めたエネルギー開発の取り組みを一段と強化している。洋上風力発電を巡っては北九州市沖で実証設備の建設・運用に参画。港湾区域内での事業化調査や英国の事業でノウハウを培ってきた。7月からは長崎県西海市でも海底地盤調査に着手している。
 檜山エリアの陸上では05年に瀬棚臨海風力発電所、14年から上ノ国ウインドファームが運転を開始。現在せたな大里ウインドファームと上ノ国第二風力発電所を建設している。

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