論説・コラム

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回転窓/地域の守り手、建設業  [2019年9月10日1面]

 9日未明に東京湾を北上して千葉市付近に上陸した台風15号。首都圏の鉄道は始発から運休が相次ぎ、通勤・通学に大きな影響が出た▼最近は鉄道各社が安全確保に万全を期すため事前に運休を公表するケースが多く、以前のように運転再開を待つため駅に人が殺到し怒号が飛び交うようなケースは少なくなったように思う▼SNS(インターネット交流サイト)で情報を確認し「そろそろ平気かな」と思ってから家を出た人は多いはず。混乱を見越してテレワークを指示していた企業や、個人の判断で在宅勤務に切り替えた方もいるのでは▼東京都内で強風にあおられた女性が建物にぶつかり死亡。総務省消防庁の9日朝のまとめでは神奈川、静岡両県で軽傷5人。埼玉、栃木を合わせた4県で計26棟の住宅が一部損壊した。羽田空港では国際線ターミナルの仮設壁の一部が暴風で壊れた。政府は菅義偉官房長官が9日午前の記者会見で「災害応急対策に全力で取り組む」などと説明した▼台風襲来前から、各地の建設関連団体らは自治体と結んだ災害対応協定に基づき待機していた。地域の守り手は人知れず万全を期している。

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