工事・計画

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JR西日本/広島駅ビル建替(広島市南区)/大林組JVで10月末に準備工着手  [2019年9月10日11面]

新広島駅ビル完成イメージ

 JR西日本は6日、広島駅ビル(広島市南区)の建て替えに向け、10月末に準備工事に着手すると発表した。全体事業費600億円を投入し2025年春の開業を目指す。基本設計・監修をジェイアール西日本コンサルタンツ・東畑建築事務所JV、実施設計・施工を大林組・広成建設JVが担当する。
 JR西日本、JR西日本不動産開発、中国SC開発、ジェイアール西日本ホテル開発が、広島市の「広島駅南口広場の再整備等に係る基本方針」に基づいて、共同開発するもので、新駅ビルの規模はS造地下1階地上20階建て延べ約11万1000平方メートル(建築面積約1万4000平方メートル)=完成イメージ。広島電鉄の路面電車が新駅ビル2階部分に乗り入れられるようにするとともに、駅南口広場も再整備する。路面電車の乗り入れや広場整備には、別途155億円程度の事業費が想定されており、広島電鉄、国、広島市らが負担する。
 新広島駅ビルは、広島・瀬戸内の玄関にふさわしく、広島に新たなにぎわいや交流、感動を創出する施設となることを目指し、商業・ホテル・駐車場を導入する。特に、駅ビル2階の路面電車が進入する空間は、広島駅中央改札口や新幹線口改札から段差なくフラットにつなげ、駅と歩行者空間、商業施設が一体となった魅力的な空間を創出する。
 計画によると、店舗面積は約2万5000平方メートルのショッピングセンター、シネマコンプレックスを配置するほか、屋上などの広場を活用してにぎわいや交流、憩いの場を創出する。ホテルは、駅ビル高層階に、JR西日本ホテルズの新規ブランド「ホテルヴィスキオ」(400室規模)を計画する。駐車場は、駅ビルに直結する駐車場(約500台)に加え、駅北西に別棟で約400台分を整備する予定。
 来月末に着手する準備工事は、1番乗り場ホームの屋根の撤去、仮屋根の設置から始める。今後、20年3月末に現駅ビルを閉館、4月に現駅ビル撤去工事、21年春に駅ビルの新築工事に着手する予定。

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