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スポーツ振興センター、文科省/屋内トレセン東館が開所/トップアスリート強化拠点  [2019年9月11日4面]

共生社会を念頭に周辺のバリアフリー化工事も行われた

卓球の平野美宇選手、パラバドミントン座位の里見紗李奈選手らも参加した関係者のテープカット

 日本スポーツ振興センター(JSC、大東和美理事長)は10日、文部科学省が東京都北区の「ハイパフォーマンススポーツセンター」内に整備した「ナショナルトレーニングセンター屋内トレーニングセンター・イースト(東館)」の開所式を現地で開いた。大東理事長、柴山昌彦文部科学相ら関係者が出席。オリンピック競技、パラリンピック競技双方のアスリートの新しい強化拠点の本格運営開始を祝った。
 施設はJSCが運用する。開所式で大東理事長は「トップアスリートの練習拠点として、選手とともにさらに成長していかれるよう機能の充実に取り組む」と抱負を語った。来賓の柴山文科相は「オリンピック、パラリンピックの選手が共同で利用し、障害の有無を越えてトレーニングに励むというコンセプトを体現する施設。スポーツ界の象徴になる」と喜びを語った。
 鈴木俊一東京オリンピック・パラリンピック競技大会担当相は「本番で多くの選手の活躍を楽しみにしている」と整備効果に期待を寄せた。森喜朗東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長は「さすが日本と評価されるよう施設を使ってほしい」と求めた。
 山下泰裕日本オリンピック委員会会長は「東京五輪まで318日。感謝の気持ちを持って最高の準備をしたい」と意欲を示した。鳥原光憲日本障がい者スポーツ協会会長は「選手、競技のバリアーがなくなり、新しい刺激、気付きが生まれ、成長につながる」と謝辞を述べた。
 施設は「(仮称)ナショナルトレーニングセンター拡充棟」として建設された。所在地は西が丘3丁目。規模はS造地下1階地上6階建て延べ約3万平方メートル。設計は松田平田設計・教育施設研究所JV、施工は本体建築をフジタ、電気設備を中電工、衛生・空調設備を大成設備が担当。6月末に完成し、7月から利用が始まった。
 アーチェリー、卓球、フェンシング、水泳、射撃の専用練習場や複数の競技の練習に対応した共用コート、リカバリー施設などがある。宿泊、食事の機能も備える。ユニバーサルデザインとなっており、周辺道路のバリアフリー化も措置された。

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