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長谷工コーポ/東京都板橋区にICTマンション初弾を建設/暮らし情報を集積  [2019年9月13日3面]

ICTマンションの仕組み

 長谷工コーポレーションは、東京都板橋区に「ICTマンション」の初弾案件を建設している。気象情報などを居住者に提供する気象センサーや設備機器の監視技術など、さまざまなICT(情報通信技術)を導入する。センサーや住宅設備を通じて得た入居者の活動データなどを、「暮らし情報」として情報プラットフォームに集積。データを分析することで入居者の生活利便性の向上や建物の長寿命化につなげる。
 初弾案件は7階建て延べ2134平方メートル(72戸)の学生向け賃貸マンション。2020年3月の入居開始を予定している。
 ICTマンションには地震時に防災備蓄庫を自動開錠する振動センサー、居住者にタイムリーな気象情報を提供する気象センサー、登録された居住者を認識してエントランス扉が開く顔認証システム、家電を遠隔制御したりするHEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)を導入。給排水管の状態を監視する給排水センシングの導入も検討している。
 センサーなどから得たデータは情報プラットフォーム「BIM&LIMクラウド」に集約。データを分析することで入居者の利便性向上やサービス向上などにつなげ、マンションの価値向上を目指す。
 同社はICTマンションの開発に当たり、スタートアップ企業などが参加する「ICTマンション推進タスクフォース」で推進してきた。今後も多様な企業とのコラボレーションを拡大し、ICTマンションの水平展開などを進めていく考えだ。

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