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鹿島道路/セメント系常温補修材発売へ/補修箇所に流し込むだけ、30分で開放可能  [2019年9月17日3面]

ポットホール補修の様子

 鹿島道路は舗装のセメント系常温補修材「ハイパークールパッチ」を月内に発売する。舗装の段差擦り付けや穴埋めなど幅広い用途に対応できる。付着性が高く施工後に剥がれにくい。補修箇所に流し込んだ後に締め固め作業が要らない。作業工程が少ないため「誰が施工しても仕上がりにばらつきが出ず簡単に補修できる」(五伝木一技術研究所第一研究室長)という。
 使い方は粉体とポリマー水を袋の中で混ぜ、補修箇所に流し込む。表面をこてなどで仕上げ、30分程度で硬化したら交通開放が可能だ。補修材の色が濃紺から黒に変わったら硬化したサインになる。
 表面処理(厚さ0ミリ)から穴埋め(50ミリ)まで適用可能。一般的な舗装補修材はポットホールなどの応急対処として使われる。耐久性が低く、施工後に車両などが通ると剥がれやすいものも多い。ハイパークールパッチは剥がれにくく、夏のわだち掘れにも強いなど、耐久性の高さで他の製品と差別化を図る。
 同社のシート状アスファルト補修材「PMR99」との併用も可能。PMR99は舗装のひび割れ解消などを目的とする。ハイパークールパッチでポットホールを補修した上からPMR99を貼り付けることで、表面の強度がより高まるという。営業本部の今田光紀営業部次長は「さまざまな道路補修のニーズに応え、オールラウンドに使ってもらえる商品にした」と説明する。
 補修材2リットル分を1セットとし、4セット1箱で販売する。販売価格は1箱1万円程度を予定している。10月8、9日に東京都江東区の東京ビッグサイトで開かれる「ハイウェイテクノフェア2019」に出展し、道路管理者などにPRする。

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