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赤羽一嘉国交相/「新3K」実現へ働き方改革と生産性向上に意欲  [2019年9月17日2面]

インタビューに答える赤羽一嘉国交相=12日夕、国交省で

 赤羽一嘉国土交通相は12日、日刊建設工業新聞など専門紙各社の就任インタビューに応じ、建設業について「国土づくりの担い手であり、地域の守り手として大変重要な産業」との認識を示した。6月に成立した「新・担い手3法」の適切な運用を通じて「給与、休暇、希望の『新3K』の業界にしていけるかどうかだ」と指摘。働き方改革と生産性向上の取り組みを一層推進する方針を示した。
 建設業では若い世代の入職が少ない一方、ベテラン世代の大量離職が見込まれる中、「マンパワーという量が不足するだけでなく、スキルや匠(たくみ)の継承ができないのではと深刻に考えている」との見解を示した。将来の担い手の確保に向け、新・担い手3法の柱となる工期の適正化や施工時期の平準化といった取り組みを官民挙げて進める考えを示した。
 働き方改革と生産性向上を進めるため、建設現場の生産性向上策i-Constructionの取り組みをさらに加速。建設キャリアアップシステム(CCUS)を業界共通の制度インフラとして育て定着させるため、メリットをさらに高め、分かりやすく発信する考えだ。
 社会資本整備や老朽化対策について、「国民の命と暮らしを守り、地域経済を支えることにつながる」との認識を示した。防災・減災、国土強靱化3か年緊急対策(2018~20年度)の後を見据えながら、「(防災・減災や国土強靱化の取り組みは)3年ですべて終わらない。不断の見直しが必要だ」と強調した。

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