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鉄道運輸機構/北海道新幹線内浦トンネル東川工区が起工/施工は鉄建建設JV  [2019年9月30日6面]

須志田藤雄所長(鉄建建設)

鍬入れの儀

鎌入れの儀

鍬入れの儀

 鉄道建設・運輸施設整備支援機構鉄道建設本部北海道新幹線建設局が建設を進める「北海道新幹線、内浦トンネル(東川)」工事の安全祈願祭が26日、北海道黒松内町の現地で開かれた。北海道新幹線新函館北斗~札幌間に建設する内浦トンネル(延長1万5565メートル)のうち東川工区の本坑と斜坑を建設する。施工は鉄建建設・TSUCHIYA・西江建設・アラタ工業JV。神事には発注者や地元自治体、工事関係者ら約100人が出席し、工事の順調な進捗(しんちょく)を祈念した。
 同工事は、3工区に分割した内浦トンネルの中央部分、黒松内町と蘭越町をつなぐ延長5000メートルを掘削する。2018年10月に着工し、作業ヤード構築など準備工事を経て、斜坑の掘削準備が整った。順調に進めば1年弱で延長1020メートルの斜坑掘削を完了し、引き続き本坑をNATMで札幌方面に約2800メートル、その後新函館北斗方面に約2200メートルを掘削する。工期は25年4月9日。
 神事では鉄道運輸機構北海道新幹線建設局の依田淳一局長と北谷啓幸北海道後志総合振興局長、鎌田満黒松内町長らが鎌入れ、中村裕之衆院議員、逢坂誠二衆院議員らが鍬入れ、鉄建建設の谷口和善取締役兼常務執行役員土木本部長、TSUCHIYAの浅野一郎上席執行役員北海道支店長、西江建設の西江靖幸社長、アラタ工業の荒田陽史社長が鋤入れし、無事故無災害での完成を願った。
 神事後、依田局長は北海道新幹線新函館北斗~札幌間の整備状況を説明し「内浦トンネルは黒松内町と蘭越町をまたぐトンネル。この工事が両町の橋渡しとなることを願っている。共同企業体と一体となり、ブナ林をはじめとした環境保全に努めながら自然に負けないような良いトンネルを掘っていきたい」と述べた。
 最後に施工者を代表して谷口取締役兼常務執行役員土木本部長は「東京~札幌間を新幹線でつなぐ壮大な計画の一端を担うことができることに誇りを持ち、地域に貢献し、高品質のトンネルを無事故無災害で納めるという責任と使命を果たしていきたい。共同企業体各社の養ってきた英知を結集し、誠心誠意施工に当たっていく」と決意を示した。
 □須志田藤雄所長(鉄建建設)の話□
 「湧水が多いことが予想されるが、対策を万全にし、全工期無事故無災害で完成させたい。地域の皆さんに親しまれる現場になるように努めていきたい」。

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