工事・計画

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愛知県/ジブリパーク整備事業/実施設計協力者に鹿島、22年秋の開園めざす  [2019年10月3日10面]

 愛知県は2日、「となりのトトロ」などスタジオジブリ作品の世界を再現する「ジブリパーク整備事業」の実施設計協力者に鹿島を選定し、同日付で契約を交わしたと発表した。契約額は913万円(税込み)。2020年1月から一部準備工事に着手、20年度中に本格着工し、22年秋の開園を目指す。設計業務は日本設計、デザイン・監修をスタジオジブリが担当している。実施設計段階から建設会社が技術支援を行うECI方式の利点を最大限生かすため県は同日、コストマネジメント業務も公告した。 =1面参照
 ECI方式を採用し、7月から「愛・地球博公園設計技術協力業務」の委託先選定手続きを公募型プロポーザルで行っていた。プロポーザルには2者が参加。鹿島の提案は、国内外での伝統工法の実績や県内産品の活用、公園利用者に配慮した施工計画などが高く評価された。技術協力業務の履行期限は20年3月19日。その後、改めて施工契約を締結する。
 2日に会見した大村秀章知事は「ジブリ作品の世界観について『本物』を表現するという強い意気込みが結実している」と鹿島の提案を評価した上で「(設計者、監修者、技術協力者と)緊密に連携し、共通の目標に向かって着実に作業を進めていく」と意気込みを語った。
 ジブリパークは、長久手市の愛・地球博記念公園内に整備される。194・2ヘクタール(うち供用面積151・5ヘクタール)の園内に▽青春の丘▽ジブリの大倉庫▽どんどこ森▽もののけの里▽魔女の谷-の5エリアを配置する予定で、このうち青春の丘、ジブリの大倉庫、どんどこ森の3エリアを第1期として22年秋に先行開業させる。
 残る2エリアも23年度中の開業を予定。「もののけ姫」や「魔女の宅急便」など世界的に知られる宮崎駿監督作品の世界を再現した建物、施設を設ける。温水プール跡を活用し、関連展示物や作品を収蔵・展示するスペースも設ける。管理運営は中日新聞社とスタジオジブリによる新会社が担当する。

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