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電設協/仙台市で会員大会開く/夢と生きがいのある電設業界めざす  [2019年10月11日2面]

後藤清会長

 日本電設工業協会(電設協、後藤清会長)は10日、仙台市青葉区のホテルメトロポリタン仙台で2019年度の会員大会を開いた。後藤会長は「電気工事業界をはじめとする建設業界は(働き方改革など)大きな変貌を遂げようとしている」と述べた上で、「今後も新アクションプランの推進を通じ業界のために『夢と生きがいのある電設業界』を目指し、関係各位と手を携え協会活動を進める」と訴えた=写真。
 冒頭、後藤会長は台風15号で発生した千葉県などの大規模停電で、復旧作業に全国から多くの応援が集まったことに感謝した。台風災害の教訓を踏まえ「水は電気と並んで最も重要なインフラ。今までも災害に強い電気設備の整備や古い設備のリニューアルを訴えてきた。今後は事前の対策だけでなく、災害の自衛対策も考え、構築する必要がある」と述べた。電設協として地方自治体や企業に対し「BCP(事業継続計画)や備蓄対策を提案していくのが電気工事業界の使命で積極的に取り組みたい」との考えを示した。
 電気設備工事業界の最重要課題として、後藤会長は人材の確保と働き方改革の推進を列挙。「人材確保のため、電設業界を夢と生きがいのある魅力的な業界とするための施策に積極的に取り組む」と改めて決意表明した。昨年4月に策定した『働き方改革に向けた基本方針』に基づき「長時間労働の是正や週休2日制の実現をはじめとする働き方改革に努めてほしい」と呼び掛けた。
 大会では「行動する電設協として『夢と生きがいのある電設業界』を目指そう」と題した決議を採択した。協会の行動計画で掲げる▽担い手の確保・育成と生産性向上▽適正な工期・適正な価格での受注の確保▽分離発注の促進▽電力新時代への対応▽国際貢献、海外進展の取り組み-の5項目を達成するため、戦略的な情報発信や関係団体などとの連携強化を図ることも確認した。
 電設協は協会活動として、本運用が始まっている建設キャリアアップシステム(CCUS)への対応のため能力評価基準の作成、新たな在留資格「特定技能」制度を活用した外国人技能労働者の受け入れ検討に注力する。分離発注の促進や適正な工期・適正な価格での受注にも全力を挙げる。

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