企業・経営

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八千代エンジ/業容拡大へM&A検討/民間部門の受注増狙う  [2019年10月18日1面]

出水社長

 八千代エンジニヤリングが民間部門の業容拡大に向け、M&A(企業の合併・買収)を積極的に検討する。ICT(情報通信技術)や測量関連で10社程度を想定。2027年度までの10カ年を対象にした長期経営方針に基づき、M&Aによって傘下に収めた企業を含め28年6月期の総売上高で330億円(18年6月期210億円)を目指す。うち80億円程度を民間でまかなう考えだ。
 16日に東京都内で会見した出水重光社長が今後の経営戦略を明らかにした。主要顧客である国内外の官公庁を基軸にしながら、民間発注者にもターゲットを拡大し高度な技術やサービスを提供する。M&Aは民間部門の売り上げ規模を拡大するための戦略となる。
 出水社長は「今後、公共投資は横ばいの状況が続くとみる。当社が持続成長するには民間部門の強化は避けて通れない」と強調。民間部門の拡大では「(売り上げ規模の)半分をM&Aでまかないたい」との考えを示した。
 子会社化したアイプラン(福岡市中央区、伊藤昌徳社長)などグループ会社との連携も深める。
 民間部門の事業拡大では、頻発する自然災害へのリスク評価や環境保全などが当面のターゲットになる。昨年開設した「技術創発研究所」を中心に、社会や発注者ニーズに見合う高度な技術開発に注力。経営の根幹を担う人材確保も積極的に行う。全社で1127人(7月1日時点)が在籍する社員数を10年後に1580人まで増やす計画だ。

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