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清水建設/自動運転技術活用した施設内移動サービス構築/都内で実証実験へ  [2019年10月18日3面]

構築した施設内移動サービスのイメージ。自動運転車両の配車予約と歩行者用の施設案内を組み合わせた

 清水建設は、自動運転車両の配車リクエスト機能と歩行者ナビゲーションを組み合わせた「施設内移動サービス」システムを構築した。自社開発した建物と自動運転車両やロボットの連携基盤「自動運転プラットフォーム」を活用。新たなモビリティーサービスの実現に役立てる。19、20日の2日間、東京都内のイベント会場で実証実験を兼ねた体験会を開く。
 自動運転車両と歩行者ナビが連携した施設内移動サービスは、同社が開発した自動運転プラットフォームのプロトタイプに歩行者ナビと、自動運転技術などを開発するベンチャー企業のティアフォー(名古屋市中村区、武田一哉社長)の自動運転技術を組み合わせた。
 両社はこれまで、東京都江東区の技術研究所内で高精度3Dデジタルマップの製作、建物群BIMデータの施設情報と自動運転車両の位置・走行状態などの情報を一元管理する管制・監視システムを構築してきた。ティアフォーの自動運転関連ソフトウエアとも連携させ、自動運転車両の複数同時走行実験や、車両の到着に合わせてシャッター設備を自動開閉する施設連携実験なども重ねてきた。
 都内で開く実証実験は、東京ガス不動産が東京都江東区で実施する地域イベント「新豊洲 SPORT × ART FESTIVAL 2019」が会場。住宅展示場の「豊洲まちなみ公園」を対象エリアに、歩行者ナビアプリでの自動運転車両の配車予約から乗車位置へのナビゲーション、車両移動まで一連の移動サービスを展開する。
 清水建設は施設内で移動・搬送サービスを提供する自動運転車両や自律型サービスロボットが連携しながら稼働する基盤として、施設側の自動運転管制・監視機能をプラットフォーム化。今後、施設と車両・ロボットを共通のAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)を介して連携させる「自動運転プラットフォーム」の研究開発を進める。

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