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三井不/物流施設開発事業を拡大/海老名など国内新規5物件の開発公表  [2019年11月6日4面]

「次の旗艦事業となる」と三木常務執行役員が説明したMFLP海老名の完成イメージ

 三井不動産が、物流施設ブランド「三井不動産ロジスティクスパーク(MFLP)」の開発を加速する。国内で5物件を新規開発すると5日に発表した。計画中の全物件が完成すると、MFLPは計40物件(海外含む)、総延べ約360万平方メートルに達し「面積ベースでオフィス事業に匹敵する」(三木孝行常務執行役員ロジスティクス本部長)。冷凍倉庫やデータセンターなどの開発も視野に入れながら、事業拡大を図っていく。
 同社は5日に東京都内で記者会見を開き、三木常務執行役員が物流施設開発の事業戦略を明らかにした。開発用地について三木常務執行役員は「入札だと想定の2倍の価格で落札されているケースがある」と、価格が高騰している現状を説明。「入札に頼らず、権利者との相対を重視していく」方針を示した。
 立地については「物流事業参入当初は、高速道路のICが近いことを意識していたが、現在は鉄道駅の近隣ということも意識している」と説明。雇用確保の立地決定の重要な要素になっているとした。
 「古い施設が多く、建て替えの需要が大きい」ことを理由に、冷凍倉庫の開発事業への参入意欲も見せた。データセンターや、6月に竣工したオフィスなどが入る「MFIP羽田」(東京都大田区)のような多用途の物流施設などの拡大も検討するとした。
 新規に開発する物件は八千代勝田台、鳥栖、所沢、大阪交野、海老名の5件。八千代勝田台の設計・施工はJFEシビルが担当。他の4件の設計、施工者は未定としている。
 プロジェクトの詳細は次の通り。▽施設名=〈1〉計画地〈2〉敷地面積〈3〉建物規模〈4〉工期。
 ▽MFLP八千代勝田台=〈1〉千葉県八千代市上高野中野ほか〈2〉3万5700平方メートル〈3〉4階建て延べ7万5800平方メートル〈4〉7月~2020年8月
 ▽同鳥栖=〈1〉佐賀県鳥栖市原町〈2〉3万1400平方メートル〈3〉2階建て延べ3万5300平方メートル〈4〉20年1月~21年3月
 ▽同所沢=〈1〉埼玉県三芳町〈2〉1万0700平方メートル〈3〉4階建て延べ2万1300平方メートル〈4〉20年5月~21年5月
 ▽同大阪交野=〈1〉大阪府交野市星田北ほか〈2〉3万3900平方メートル〈3〉同延べ7万2000平方メートル〈4〉20年8月~21年9月
 ▽同海老名=〈1〉神奈川県海老名市中新田〈2〉5万6700平方メートル〈3〉5階建て延べ12万4400平方メートル〈4〉20年度冬~22年度春。

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