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台風19号/関東整備局、利根川・相模川のダム群による治水効果を公表  [2019年11月6日5面]

 ◇水位低下に効果発揮
 関東地方整備局は台風19号による降雨で、利根川上流と相模川上流にある計9カ所のダム群が発揮した水位低下の効果を公表した。すべてのダムを合計して約2億1700万立方メートルの雨水を貯留。ダムがない場合と比較して利根川で約1・1メートル、相模川は約1メートルの水位低下を確認した。整備したダムが両河川の氾濫を防ぐ効果をもたらしたと見ている。
 治水効果を計測した利根川上流のダムは▽矢木沢ダム(群馬県みなかみ町)▽奈良俣ダム(同)▽藤原ダム(同)▽相俣ダム(同)▽薗原ダム(同沼田市)▽下久保ダム(同藤岡市、埼玉県神川町)-の6カ所と、試験湛水中の八ツ場ダム(群馬県長野原町)。合計約1・45億立方メートルを貯留した。
 利根川の治水基準点となる八斗島地点(群馬県伊勢崎市)で記録した最高水位約4・1メートル(10月12日午後11時30分)を基に計算。すべてのダムがない場合、氾濫危険水位を超える約5・1メートルとなっていたと推定している。
 相模川のダムは国管理の宮ケ瀬ダム(相模原市、神奈川県愛川町・清川村)と、神奈川県管理の城山ダム(相模原市)の2カ所。合わせて約7200万立方メートルを貯留した。
 相模川の治水基準地点となる相模川本川(神奈川県厚木市)で記録した最高水位約6・56メートル(10月13日午前0時)を基に計算。二つのダムがない場合の水位は約7・66メートルとなっていたという。

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