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建設技能人材機構/特定技能のプレ試験実施、鉄筋と型枠で/結果分析しより良い試験に  [2019年11月8日2面]

 建設技能人材機構(JAC、才賀清二郎理事長)は、改正出入国管理法(入管法)に基づく新在留資格(特定技能)の送り出し・受け入れに向け、ベトナムで行う教育訓練・試験の準備を進めている。7日に静岡県富士宮市の富士教育訓練センターでプレ試験を実施=写真、鉄筋と型枠の2職種で計10人の技能実習生が参加した。海外での実施を想定した実技と学科の試験に取り組んだ。
 冒頭、才賀理事長は「本番のリハーサルとして全力で取り組んでほしい。プレ試験の結果を分析して本番の技能試験をより良いものにしていきたい」とあいさつした。来賓の美濃芳郎国土交通省官房審議官(土地・建設産業局担当)は「試行の結果、改善すべき点も出てくると思う。そうした点については必要な修正を加え、万全の体制で試験を迎えることができるよう引き続き適切な対応をお願いしたい」と述べた。
 JACは政府が2018年12月に閣議決定した特定技能制度の運用に関する基本方針に基づきプレ試験を実施した。今回はベトナムで実施する「鉄筋施工」と「型枠施工」の技能試験(特定技能1号)を試行した。
 対象は技能実習3年目のベトナム人。鉄筋は▽NONAKA(埼玉県入間市)=3人▽スチール・ワン(横浜市)=3人-の2社・6人。型枠は▽協和工務店(横浜市)=2人▽杉内建設(東京都練馬区)=2人-の2社・4人。
 実技試験は課題の図面に示された鉄筋、型枠を標準時間内に作成する内容。プレ試験では注意事項の説明や支給材料の確認などを行った上で各自作業に着手。完成後には採点者による評価を行い、課題の難易度や技能水準の適切な測定などを確認した。学科試験はコンピューターを利用したCBT方式を採用。パソコンを使いスムーズに試験できるかどうかなどを確認した。

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