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建築家・古市徹雄氏死去/代表作に棚倉町文化センター(福島県)など/後日お別れの会  [2019年11月18日1面]

古市徹雄氏

 公共建築物を中心に数多くの建築作品を手掛けた建築家の古市徹雄(ふるいち・てつお)氏(元千葉工業大学教授)が11日に死去した。71歳だった。葬儀は近親者で済ませた。喪主は長男の玄(げん)氏。後日、お別れの会を開く予定。
 1948年福島県生まれ。75年に早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了。86年まで丹下健三・都市・建築設計研究所(現丹下都市建築設計)に勤務した。丹下健三氏(1913~2005年)が参加した東京都庁舎(東京都新宿区、90年完成)の設計コンペで中心的な役割を果たした。88年に独立し、古市徹雄都市建築研究所を設立。公共建築を中心に幅広く活動した。
 01~13年に千葉工業大学の教授として後進の育成に携わりながら、ブータンを中心に世界各国で建築の実測調査に励んだ。東京大学や中国・清華大学などの客員教授も務めた。
 代表作は、故郷の福島県棚倉町に建設された「棚倉町文化センター」(95年)、「栃木県なかがわ水族園おもしろ魚館」(大田原市、2001年)など。これらの活動が評価され日本建築家協会の「JIA新人賞」、日本建築学会・作品選奨などを受賞した。

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