技術・商品

このエントリーをはてなブックマークに追加 文字サイズ 

長谷工コーポ/建築設備専用BIMとデータ連携/貫通孔の検討・修正を迅速化  [2019年11月21日3面]

スリーブの位置確認

 長谷工コーポレーションは20日、建築設備専用のBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)ソフトと、自社の意匠・構造設計用にカスタマイズしたBIMデータを連携させ、業務の効率化を推進すると発表した。3Dデータを使うため、設備設計と構造設計の担当者間で貫通孔(スリーブ)などの配置検討、修正がスムーズに行える。
 建築設備専用BIM「Rebro(レブロ)」と同社の意匠・構造設計BIMのデータ連携によって、スリーブや補強筋の位置、用途、材質の検討、修正が紙を経由することなく、パソコンだけで完結する。3Dデータでやりとりするため見やすく分かりやすい。施工図面作成などの迅速化にもつながる。協力会社にとってはスリーブの発注業務に加え、配管の位置確認など、施工管理業務が効率化できる。
 これまでは主に2次元のCADデータやプリントアウトした図面でスリーブの位置を検討していた。作業に時間がかかり、生産性の低下も招いていた。同社は2年前から設備設計を順次レブロに切り替えている。現在、設備設計部門全体の85%がレブロを使っているという。来年の4月以降、設計に着手する案件はすべてレブロを使うことを目指している。
 同社の原英文建設BIM推進部部長は20日、東京都内で開いた説明会で「BIMとほかのICT(情報通信技術)を組み合わせることで、設計、施工、検査などに関わる作業を20%削減できれば」と話した。

この記事へコメント

メールアドレスが公開されることはありません。