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大成建設/簡易型スタジアム提案へ/機能パッケージ化でコスト低減  [2019年11月21日1面]

簡易型スタジアムのイメージ

 大成建設が自治体やサッカークラブを対象に、低コストを実現した簡易型スタジアムの提案を始める。シャワー室や医務室など必要最低限の機能と、屋根付きスタンドをパッケージにして提案。顧客の要望に応じて機能をカスタマイズしていく。子どもが参加するサッカーチームやプロの練習場としても利用可能。観戦者が楽しめるよう物販などを配置すれば、地域の活性化にも貢献する。
 同社が提案活動を開始する「みんスタ」は、子どもが参加するサッカーチームからプロクラブまで幅広く利用可能な簡易型のスタジアム。医務室やミーティングルームといった必要最低限の機能を完備する。顧客のニーズに合わせてVIPルームやトレーニングルーム、仮設スタンドも増設できる。スポーツ以外のイベント利用も可能にする。
 老朽化した施設を保有する自治体やプロスポーツクラブなどを対象に、大成建設が提案活動を展開。グループ会社の大成ロテックなどがグラウンドやスタンドを整備する。
 事業に巨額な投資が伴っていた従来のスタジアムと比べ、大幅なコスト低減を実現。大成建設によると、約400人が収容可能な屋根付きスタンドの整備コストは約5億円と試算。施設管理者の費用負担を軽減できる。
 仮設スタンドを含め最大で約6000人を収容できる。子どもやプロのサッカー選手の育成に貢献する。グラウンド周囲の余剰スペースに飲食を提供する屋台や移動式の物販店舗を配置すれば、地域の活性化も期待できる。
 大成建設は、さいたま市内で開催された「スポーツビジネスジャパン2019」(会期は19、20日)に「みんスタ」を出展した。パッケージ化のメリットをアピールし、採用を目指す考えだ。

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