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長大/インフラ整備・新エネなど4本柱で収益拡大/基礎地盤コンサルは売上高倍増へ  [2019年11月26日1面]

 長大が2030年を目標に策定した長期経営ビジョンで、グループ各社を含む売り上げ規模の詳細が分かった。主力の道路・橋梁分野や環境分野に加え、海外展開など4本柱で収益拡大を図る。
 30年9月期の連結売上高を600億円(19年9月期は290億円)に設定。うち中核グループ会社の基礎地盤コンサルタンツ(東京都江東区、柳浦良行社長)は売上高を240億円(127億円)に倍増する目標を設定した。
 長期ビジョンは、19年9月期から3カ年の中期経営計画を4回ローリングし実現する。経営目標の達成に向け、▽事業軸I=国土基盤整備・保全▽事業軸II=環境・新エネルギー▽事業軸III=地域創生▽海外連携展開-の4領域で受注量を積み上げる。
 道路や橋梁整備を得意分野とする同社は、インフラ整備を主軸にしつつも再生可能エネルギーを中心とした環境や地域創生で強みを発揮する。事業軸I~IIIで得たノウハウを生かし、海外では新興国で計画される開発プロジェクトへの参入を目指す。M&A(企業合併・買収)も並行して進める。
 基礎地盤コンサルは、受注比率の6割を占める地盤調査や設計業務、地滑り対策業務で収益拡大を目指す。新規分野として、需要が増す洋上風力発電で必要となる地質調査や関連業務に照準を合わせ、受注活動を積極展開する方針だ。
 中期経営計画の目標に置く22年9月期の連結売上高は357億円。このうち長大は200億円、基礎地盤コンサルが148億円と設定。30年9月期は長大が340億円、基礎地盤コンサルも240億円と倍増を目指す計画だ。
 主力事業で安定した受注量を確保する。環境や地方創生、海外展開など成長が期待できる事業や新規分野の開拓を推し進め、経営目標の達成を急ぐ。

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