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虎ノ門一・二丁目地区再開発(東京都港区)/総延べ25万平米施設群が起工/組合  [2019年11月26日4面]

虎ノ門一・二丁目地区再開発ビル群の完成イメージ

鍬を入れる早津功理事長〈右〉と辻慎吾社長

鋤を入れる中村満義会長

斉藤栄一氏

 東京都港区の虎ノ門一・二丁目地区市街地再開発組合(早津功理事長)は25日、大規模再開発事業の起工式を現地で開いた。参加組合員の森ビルが特定建築者となり、A-1~3の三つの街区に、総延べ約25万平方メートルの施設群を建設する。同社は再開発ビル群の設計も手掛ける。竣工はA-1、3街区が2023年7月、A-2街区が同11月を予定する。=1面参照
 施工は▽建築工事=鹿島▽電気設備工事=きんでん▽空調・衛生設備工事=三建設備工業▽昇降機設備工事=日立ビルシステム-が担当する。
 起工式の神事では早津理事長と森ビルの辻慎吾社長が鍬、鹿島の中村満義代表取締役会長が鋤を入れ、施設の無事完成を祈願した。
 祝賀会で早津理事長は「虎ノ門だけでなく東京の発展に寄与するレガシー(遺産)を残せる開発として夢が膨らむ」と述べた。辻社長は「(16年の)再開発準備組合設立から3年という異例のスピードで着工できた。虎ノ門エリアをけん引するプロジェクトとなる」と語った。
 来賓として北村誠吾内閣府特命担当大臣、門博文国土交通大臣政務官、武井雅昭港区長、中島高志東京都都市整備局理事の4人があいさつした。
 鹿島の押味至一社長は「東京メトロの新駅の整備と一体化し交通ネットワークを構築する重要な事業。総力を結集し施設を完成させる」と意気込んだ。
 事業の計画地は虎ノ門1、2(区域面積2・2ヘクタール)。16年2月に再開発準備組合が発足。18年3月の都市計画決定・告示、同11月の本組合設立認可を経て、権利変換計画認可を3月に取得した。国家戦略特区、民間都市再生事業の認定事業。「(仮称)虎ノ門ヒルズステーションタワー」として国際水準のオフィスやホテルなど機能を設けるとともに、交通ネットワークの拠点を構築する。
 敷地中央のA-1街区の規模は、地下4階地上49階建て延べ23万8442平方メートル。高さは265メートル。高規格オフィスを中心に、商業、ホテルを配置。最上階にビジネス発信拠点とする。
 A-2街区が地下3階地上4階建て延べ8761平方メートル、A-3街区が地下1階地上12階建て延べ8121平方メートルとなる。
 2020年東京五輪・パラリンピック開催前に供用開始を予定の東京メトロ日比谷線の新駅「虎ノ門ヒルズ駅」の建設に合わせ、広場や歩行者デッキを整備し、交通結節機能の強化を図る。
 □斉藤栄一所長(鹿島東京建築支店)の話□
 「当社が施工する最高高さの物件となる。第三者災害に気をつけながら、技術を結集させ完成させる」。

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