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全鉄筋/富士訓練センターでTETSU-1グランプリ開く/1位は和田浩茂選手  [2019年11月26日2面]

鉄筋王に輝いた和田浩茂選手〈右〉と2位の松本兼一選手(中央)、3位の中村翼選手

岩田正吾会長

 日本一の鉄筋工を決める「第3回全国鉄筋技能大会(TETSU-1グランプリ)」が、富士教育訓練センター(静岡県富士宮市)で24日開催され、1位には富田興業(関西鉄筋工業協同組合)の和田浩茂選手(33)、2位には丹羽鉄筋興業(北海道鉄筋業協同組合)の松本兼一選手(37)、3位にはマルゼン建鉄(長野県鉄筋業協会)の中村翼選手(24)が輝いた。関西鉄筋工業協同組合の代表者が前回大会に続き2連覇となった。=1面参照
 TETSU-1グランプリは全国鉄筋工事業協会(全鉄筋、岩田正吾会長)が鉄筋工の技能向上を目的に15年から隔年で開催している。3回目となった今大会は全国の会員組合・協会33団体の予選を勝ち抜いた精鋭34人が出場。開会式で飯島勉大会実行委員長は「選手はこの2年間、大会に向けて準備をしてきたと思う。その成果を発揮してほしい」と激励。続いてマツダスタール(愛知鉄筋業協同組合)の高橋喜継選手が「力いっぱい頑張る」と選手宣誓した。
 競技は午前と午後の2回に分けて実施。国家技能検定鉄筋組み立て1級の問題に、はら筋一段を追加した課題の製作に取り組んだ。具体的には床面を基礎捨てコンクリート上端と見立て、「鉄筋組み立て用図面」に示す基礎、柱、梁の取り合い部の鉄筋組み立て作業を制限時間内で行った。標準時間は1時間20分。採点は作業時間と精度の両方を加味して行われた。
 閉会式で採点委員長を務めた菅井文明冨士教育訓練センター専務理事は「大会を行うごとに選手のレベルが上がっている。今回は1時間を切った選手が何人もいた。この技能を多くの人に見てもらい、鉄筋工の技能のすごさを知ってもらいたい」と講評。岩田会長は「今大会に出場された方々は、鉄筋工の中でもトップレベルの技能者。協会としても優秀な鉄筋工の技を適正に評価してもらい、近い将来年収が1000万円になるよう処遇改善を進めたい」と締めくくった。

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