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首都高速会社/小松川JCTが開通/中環・埼玉方面と7号・千葉方面が接続  [2019年12月3日4面]

小学生など地域の関係者も多数参加した

普通車や大型バスなどが走行した通り初め

 首都高速道路会社は1日、中央環状線(中環)の埼玉方面と7号小松川線の千葉方面を接続する「小松川JCT」(東京都江戸川区)の開通式を現地で開いた。青木一彦国土交通副大臣、小池百合子東京都知事、宮田年耕首都高速会社社長、地元関係者らが多数参加。テープカット、くす玉割り、通り初めを行い、開通を盛大に祝った。=1面参照
 7号線の東京方面から中環の埼玉方面へ、首都高速湾岸線方面に行く中環から7号線の千葉方面へそれぞれ乗り入れられる。JCTの整備に伴い、中環の埼玉方面へ合流する「中環小松川入り口」を新設し、小松川出口の位置を変更した。
 工事着手は2007年4月1日。工事予算は400億円。既存の橋脚を外側に張り出させたり、増築・改築したりした。供用中の中環の真下に位置する1級河川の荒川と中川に挟まれた中堤防の限られたスペースで桁の組み立てや架設作業などを実施。関係機関と調整し、大規模な航行・通行規制も行ってきた。
 開通式で宮田社長は、関係機関や地元住民、地権者の工事に対する理解、協力に謝意を示した。埼玉・千葉方面の行き来の利便性向上に加えて、「事故や災害などでの迂回(うかい)路になり、渋滞時のルート選択が可能になる。アクセスの向上、周辺道路の混雑の緩和も期待される」と整備効果を説明した。19日に3号渋谷線(下り)の「渋谷入り口」の開通を控えており、「お客、社会の期待に真摯(しんし)に応え、安全、安心して首都高速を利用してもらえるよう努力する」と決意を述べた。
 青木副大臣は「来年の東京五輪では都心部への交通集中を回避する迂回路としても機能する。引き続き首都圏の道路ネットワークの強化に取り組みたい」とあいさつした。小池知事は「平時は都市を活性化させ、災害時には人々の命をつなぐ不可欠なインフラの整備を着実に進める。五輪の準備の総仕上げに取り組んでいる。日本の持続的な成長と安全な街づくりに取り組む」と語った。
 式典では、地元小学生を交えてテープカットやくす玉割りを行った。関係者を乗せた車両が新設した7号線からの連結路を走行し、中環埼玉方面の路線に合流した。

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