工事・計画

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愛知県/スタートアップ拠点整備/基本方針発表、BT+コンセッション方式採用  [2019年12月3日7面]

 愛知県は2日、起業や海外展開を目指す中小企業を支援する新施設、スタートアップ拠点「ステーションAi」の整備に向け「基本的な考え方」を発表した。PFI方式を導入し、BT(建設・移管)+コンセッション(公共施設等運営権)方式で整備する。2020年1月に実施方針、同2月に募集要項を公表し、事業者募集手続きに入る。提案締め切りは同6月。同7月に契約候補者を選定する。
 建設地は、名古屋市昭和区の鶴舞公園内にある旧県勤労会館跡地7332平方メートル。10月に東京都内と県内事業者にヒアリングし、民間企業13社から意見を聞いた。
 「基本的な考え方」によると、革新的なビジネスモデルと最先端技術を起爆剤にしたイノベーションにより世界中から優秀な人材、ベンチャー企業を呼び込む拠点を整備する。導入する機能は▽スタートアップ向けオフィス▽会議室▽ラボ機能▽宿泊・研修施設▽研究開発機能(連携先向けオフィス)▽行政支援窓口▽民間収益施設(カフェ・レストラン、スポーツジム)-など。 
 施設の機能を最大限に生かすため、民間のノウハウを採用し設計・建設・運営してもらう。設計・建設に1年7カ月程度を見込む。運営期間は15年以上の予定。事業者は施設引き渡し後にサービス購入料を受け取り、運営期間中は施設利用料などを徴収して収益に充てる。運営期間中に収入の大幅な超過・減少があった場合は県と事業者の双方で負担する。官民連携組織の立ち上げも予定しており、事業者募集の中で提案を求める。敷地内では任意事業を行うこともできる。
 事業者選定は総合評価一般競争入札で行う。複数企業でつくる企業グループから応募を受け付ける予定。

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