BIMのその先を目指して

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BIMのその先を目指して・117/樋口一希/日本ユニシスのバーチャル住宅展示場  [2019年12月5日]

「MY HOME MARKET」画面イメージ

 日本ユニシスは、VR(仮想現実)で購入目的の住宅を内覧できるバーチャル住宅展示場「MY HOME MARKET」をジブンハウスと共同開発し、インターネット・ショッピングモール「楽天市場」に出店した。

 □スマホ世代をテクノロジーで後押ししてオンラインで住宅を購入するニーズを積極的に喚起□

 インターネット・ショッピングの興隆とともに消費者の購買行動が大きく変化し、日常的な買い物だけでなく、実物を見てから買うことが一般的だった自動車や墓石などの高額商品についてもオンラインで購入するケースが増えつつある。日本ユニシスでは住宅を建てたいと考える主要な層である30代前後の「スマホ世代」をテクノロジーで後押しし、オンラインで住宅を購入するニーズを積極的に喚起するべく、2018年3月から「MY HOME MARKET」を運営している。
 旭化成ホームズ、ウッドフレンズ、ジブンハウス、新昭和ウィザース東関東、新昭和FCパートナーズ、土屋ホーム、前正ホームの7社が商品を展示し、消費者が住宅メーカーの提案によるさまざまなライフスタイルに出会うチャンスを提供しており、今後も複数の企業の出展が予定されている。

 □住宅展示場の来場者数が減少傾向にあるなど住宅業界での消費者ニーズへの対応も急務□

 従来の住宅づくりでは、モデルハウスの見学や対面でのメーカーとの打ち合わせなどを繰り返す必要があり、消費者にとって制約の多いものだった。加えて共働き世帯の増加などで住宅づくりに時間をかけることができない家族が増え、総合住宅展示場の来場者数が減少傾向にあるなど、住宅業界においては消費者ニーズへの対応が急務だった。
 「MY HOME MARKET」に掲載されている商品は規格住宅と呼ばれるセミオーダー型の商品で、消費者は服を選ぶように自分の好みの住宅をカスタマイズし、選ぶことができる。高精細のVRで再現した住宅を隅々まで内覧することができ、実際にモデルハウスを訪れているような臨場感でマイホームをイメージできる。購買予定額の見積もりシミュレーションもサイト上で行うことができ、住宅メーカーの担当者と対面の打ち合わせで行っていた購入に向けたステップもスピーディーに進めることが可能だ。
 「楽天市場」に出店することによって「MY HOME MARKET」の利便性が多くの人々に認知され、より多くの消費者にも住宅づくりへの挑戦の機会を提供することが可能となる。
 「MY HOME MARKET」は10月15~18日に幕張メッセで開催された「CEATEC 2019」で展示された。16日には「楽天市場」で住宅を買う実演が行われ、17日にはCEATEC会場内のイノベーショントークステージで「『MY HOME MARKET 楽天市場店』で目指す新しい住宅の買い方」と題する講演が行われ、各方面から注目を集めた。
 会場ではスマホやタブレットでセミオーダー型の規格住宅をVRで内覧し、イメージを膨らませ住宅を購入する新たな住宅購入スタイルへの関心が高まりを見せた。今後は出展企業の増加や商品のラインアップ拡充を図ることで、住宅購入・販売の新たなスタンダードとしてのポジションを確立していく。
 「楽天市場」内の「MY HOME MARKET」で打ち合わせ申し込みし住宅購入した場合、楽天ユーザーには物件引き渡し時に住宅金額に応じた「楽天スーパーポイント」の獲得が可能となる。第1回キャンペーンではキャンペーン対象期間中にエントリーと住宅の引き渡しが完了した先着20人に楽天スーパーポイント5万ポイントをプレゼントする。
 〈アーキネットジャパン事務局〉(毎週木曜日掲載)

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