工事・計画

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住友不/羽田空港跡地開発(東京都大田区)/1717室ホテルなど20年春開業  [2019年12月11日4面]

商業施設「ショッピングシティ羽田エアポートガーデン」のイメージ

 住友不動産は10日、東京都大田区の羽田空港跡地で進める複合開発の概要を発表した。国内最大級となる計1717室のホテルを核とした総延べ約9・2万平方メートルの複合施設「羽田エアポートガーデン」として、2020年春から順次開業する。時期は未定だが、第2期事業として事業区域西側で新たな施設の建設も予定している。=1面参照
 羽田エアポートガーデンの中心となるのは「住友不動産ホテルヴィラフォンテーヌプレミア羽田空港」と「同グランド羽田空港」の二つのホテル。プレミアはVIPの滞在も想定したラグジュアリーホテルとなる。33~173平方メートルの計160室を配置する。1557室を設けるグランドは、観光やビジネスなどあらゆる客層に対応する。
 24時間営業の温浴施設「泉天空の湯羽田空港」もオープンする。屋上の露天風呂では、東京の景色を一望できる。
 商業施設「住友不動産ショッピングシティ羽田エアポートガーデン」は約60店舗で構成。日本文化を発信する各地の名産品をそろえた店舗をはじめ、コンビニやドラッグストアなどが入る。
 「ベルサール羽田空港」には、MICE(国際的なイベント)などを想定した約700人収容のホールを設ける。計10室の会議室とバンケット、各フロアとの一体利用が可能な吹き抜け空間「グランドホワイエ」も入れる。
 建物は羽田空港国際線ターミナルと直結。1日約900便が発着するバスターミナルも整備し、利便性を高める。
 10日に住友不は東京都内で開発事業の発表会を開いた。開発事業主・羽田エアポート都市開発(東京都新宿区)の社長を務める津村健二住友不動産事業企画部長は「羽田空港の発着枠拡大で多くの人が訪れる」と開発地のポテンシャルを説明。「羽田空港の機能を補完する複合開発となる」と事業のコンセプトを語った。
 羽田エアポートガーデンの所在地は羽田空港2(敷地面積約4・3ヘクタール)。国が募集した「羽田空港跡地第2ゾーン」の開発事業者として、住友不が代表のプロジェクトチームが選定され、50年の定期借地契約を18年に結んだ。同年、国家戦略特別事業の認定も受けた。
 建物規模は12階建て延べ9万1500平方メートル。設計は日建設計。西松建設が施工している。羽田エアポート都市開発が開発した建物を、住友不が一括でマスターリースする。

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