論説・コラム

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回転窓/勝負の年に!  [2020年1月6日1面]

 2020年といえば、東京五輪・パラリンピックを思い浮かべる方が多かろう。13年9月に東京開催が決まってから、多方面で準備が進む。メイン会場になる国立競技場も無事完成するなど、おもてなしの舞台は着々と整いつつある▼56年前の東京五輪は戦災から力強く復興した姿を世界に示した。高速道路や新幹線など交通インフラの整備も進展。五輪で初めてカラー放送が行われ、大会を契機にカラーテレビが一般家庭に普及していった▼今大会は成熟社会が新時代へと向かう姿を披露することになりそうだ。選手村では自動運転の電気自動車が走行したり、水素を活用したエネルギー供給を行ったりするなど、新たな街づくりの方向性が示される▼何かと比較される両大会だが、開催時期は前回の10月と今回の7~8月で季節が異なる。マラソンと競歩のコース変更など、前回にはなかった真夏の猛暑対策に準備する側も苦労しているようだ▼2年目を迎える建設キャリアアップシステム(CCUS)や特定技能外国人制度など、今年は建設産業にとって変革への真価が問われる1年でもある。選手たち同様に勝負の年になる。

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