行政・団体

このエントリーをはてなブックマークに追加 文字サイズ 

19年の土砂災害発生件数・速報値/952件、台風を伴う被害で過去最多/国交省  [2020年1月7日2面]

 国土交通省の集計(速報値)によると、東日本を中心に猛威をふるった台風19号によって発生した土砂災害の件数が952件になった。台風を伴う土砂災害として過去最多を記録。台風19号による被害を含め2019年(1~12月)に全国で発生した土砂災害件数は1995件。集計を開始した1982年以降で4番目に多い水準となった。
 19年は1都1府40県で土砂災害が発生。集計開始以降の平均発生件数(1081件)の1・8倍を記録した。被害の内訳は「土石流など」478件、「地すべり」99件、「崖崩れ」1418件。
 台風19号以外の主な土砂災害は「6月下旬からの大雨」が227件、「8月の前線に伴う大雨」が171件、「台風15号」が86件、「10月の低気圧に伴う大雨」が197件だった。都道府県別の状況をみると、発生件数の上位5県は▽宮城(261件)▽神奈川(214件)▽鹿児島(201件)▽千葉(186件)▽福島(163件)-と、台風で大きな被害を受けた地域が多かった。
 近年急激に進む気候変動などの影響で大雨や土砂災害が増加傾向にあるが、国交省が整備した砂防堰堤が流木や土砂を捕捉するなど、砂防関係施設が効果を発揮する事例も多く見られた。

この記事へコメント

メールアドレスが公開されることはありません。