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日本工営/インドで地下鉄や環状道路など3件の設計・監理受注/総額70億円で契約  [2020年1月9日3面]

受注プロジェクトの位置図

 日本工営がインド南部に位置するチェンナイで実施される大規模インフラプロジェクトの設計・監理業務を受注した。有償資金協力を活用した政府開発援助(ODA)案件として現地公社らが発注する地下鉄や環状道路の整備事業など3件。受注総額は約70億円を見込む。人口増加に伴う輸送力の強化に技術で応える。月内に業務を開始する予定だ。
 受注したのは▽チェンナイメトロ建設事業〈フェーズ2〉(契約金額54億円)▽チェンナイ周辺環状道路建設事業〈フェーズ1〉(6億円)▽チェンナイ都市圏高度道路交通システム整備事業(10億円)-の3件。いずれも同社とグループ会社である日本工営インディアらのJVが詳細設計や工事監理、入札支援などを担う。
 現地鉄道公社が計画する新規3路線(総延長107・5キロ)の建設事業のうち、フェーズ2は2路線が対象となる。緊急性の高い3号線は、マドハヴァラムミルクコロニー駅~ショリンガナルール駅を結ぶ延長約36キロ。5号線はマドハヴァラムミルクコロニー駅~チェンナイ・モフシル・バス・テルミヌス駅の一部区間で、延長は16・3キロ。完成は2029年12月を予定する。
 環状道路建設事業は、北部に位置する「エンノール漁港」へのアクセス道路として、チェンナイを管轄するタミル・ナド州が発注した。延長約25キロの道路を整備し、料金徴収や交通管制システムなどを導入する。26年12月までの完成を目指す考え。
 設計・監理業務に加え維持管理手法の技術移転を行うのは、都市圏高度道路交通システム事業。慢性的な交通混雑を緩和するため、同社グループが交通情報などを分析。信号制御システムなどを整備し、交通の流れをスムーズにする。29年3月の完成を目指す。

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