工事・計画

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水産庁/糸満漁港(沖縄県糸満市)に取締船用岸壁整備/20年度に調査・設計  [2020年1月10日1面]

 水産庁は、沖縄周辺海域の漁業取り締まりの前線基地となる糸満漁港(沖縄県糸満市)で取締船が利用する岸壁を整備する。県らが同漁港で新市場を整備するのと連動し、国が直轄工事として係留施設を構築。2020年度に実施する調査・設計業務の費用を同年度予算に計上した。21年度の着工、23年度の完成を目指す。
 詳細な施設規模や事業費を盛り込んだ計画を現在策定中。構想では、岸壁と泊地いずれも水深7メートル程度を想定しているという。20年度に実施する調査・設計費は「水産基盤整備事業」の711億33百万円の一部として計上した。
 漁業取締船は糸満漁港内の岸壁など係留施設を利用している。ただ、同漁港では、老朽化した泊漁港(那覇市)の市場機能を移転・統合することが決まっており、新市場が完成すれば漁船の入港が増加する見込みだ。そのため、取締船が利用する岸壁や泊地などを新設することにした。
 県が19年7月末に公表した糸満漁港の「特定漁港漁場整備事業計画書」によると、新市場の整備では、取扱量の増加や輸出促進による販路拡大などを見据え、高度衛生管理対応の荷さばき施設を建設したり、漁港施設用地を再編し「加工場集積ゾーン」を新設したりする。後背地にある未舗装道路を舗装し、走行時の快適性やアクセス性を高める。夏季に台風が常襲するため、暴風対策にも力を入れる。計画事業費は42億1400万円。26年度の完成を目指す。

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