企業・経営

このエントリーをはてなブックマークに追加 文字サイズ 

三和シヤッター工業/エントランス商材を強化/グループ経営計画の目標達成めざす  [2020年1月14日3面]

高山盟司社長

 三和シヤッター工業は2020年度にシャッター、ドア以外の商品展開を強化する。間仕切りや建物の入り口に設置する建具、自動ドアなどのエントランス商材を積極的に提案。三和ホールディングス(HD)の長期経営計画(2013~20年度)目標達成を目指す。
 三和HDは同計画で20年度に売上高4500億円、営業利益375億円を目標に掲げている。日刊建設工業新聞社の取材に対し、三和シヤッター工業の高山盟司社長は、グループ目標の達成を確実にするため「20年は点検やシャッター・ドア以外の多品種商材などで事業の拡大を集中的にやる年になる」との経営戦略を明らかにした。
 提案する商品はステンレスの建具や自動ドア、アルミフロントなど。アルミフロントは防火性能も高める。「当社は防火シャッターや防火ドアに強みを持つ。防火の技術をフロント商材にも適用する」(高山社長)としている。
 同社は群馬県太田市に「性能試験センター」を構えている。センター内には防火シャッター・ドアを試験するための大型防耐火試験装置を配置。世界最大級の大きさを誇っている。試験装置を自社で保有していることで、開発したアルミフロントを含め多種多様な商品の耐火試験をスピーディーに行える。市場投入の早期化につながる。
 ステンレスの建具は大規模ビルやスーパーなどのエントランス用として提案。本年度は2020年東京五輪・パラリンピックに関連した再開発が活況だったこともあり、かなりの受注量になったという。20年度は減少する見込みだが、高山社長は「シェアとしてはまだ高められるはずだ」と強調。機能性を強化したエントランス商材でシェア拡大を狙う。

この記事へコメント

メールアドレスが公開されることはありません。