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日本工営/中央研究所にDNA分析室を設置/次世代シーケンサーで配列解読  [2020年1月14日3面]

DNA分析室外観

 日本工営が茨城県つくば市の中央研究所に、環境中に放出された生物のDNA(環境DNA)を解析する専用の分析室を設置した=写真。DNAの配列を読み取る「次世代シーケンサー」など最新設備を導入。解析室の完成を契機に、同社は技術政策に掲げる環境DNAへの取り組みを一層推し進める。
 完成したのは「環境DNA分析室」(通称・DNAラボ)。2019年10月31日に開設した。次世代シーケンサーを活用し、DNAを数百万倍に増幅させながら解読を可能にする。解析作業中はDNAが他のサンプルを汚染する「コンタミネーション」という現象が発生するため、室内は透明な壁を設置。外部からでも作業工程を可視化する構造にした。医療や医薬分野などにとどまっていたDNA分析技術を解析する環境を整えた同社は、今後の技術開発などで有効活用していく方針だ。

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