論説・コラム

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回転窓/レジ袋有料化から考える  [2020年1月20日1面]

 海に流れ込むプラスチックごみは世界で年間約800万トンに上る。サイズが5ミリ以下の微細なごみ(マイクロプラスチック)が魚や海鳥の体内から大量に見つかっており、食物連鎖を通じて人間の体内にも蓄積しているのではと懸念されている▼地球規模の問題である海洋プラスチックごみ対策の一環として、政府はスーパーマーケットやコンビニエンスストアなどすべての小売店を対象に7月からプラスチック製レジ袋の有料化を義務付けることを決定。価格は各店舗が自由に設定できる▼既にいくつかのスーパーなどでは有料化していてエコバッグを持ち歩くことが習慣になっている方も多かろう。環境省によるとレジ袋の使用を辞退する割合は平均8割近くに上り、値引きやポイント還元がそのきっかけになっている▼国土交通省は6日から東京・霞が関の中央合同庁舎3号館に入居するコンビニなどすべての店舗でレジ袋の配布を廃止した。職員や来庁者にエコバッグなどの持参を呼び掛けている▼身近にある使い捨てプラスチックはレジ袋だけではない。一人一人が再利用も含めどう減らしていくか考え行動に移したい。

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コメント

  • 批判者 より:

    昔の日本は実にエコ国。割れた瀬戸物は金継ぎ、履き物の藁草履も行きつく先は馬の寝床。排泄物は郊外の農家に堆肥として売買。川で行水。繕い物の毎日。人々はどこまででも歩く。夜は行燈のみ。ちゃぶ台しまい布団を敷く。昭和の中ごろまで豆腐はボウルを持って買いに行くもので、夕食の買い物はお母さんたちの買物かごに入っている新聞紙でくるまれた魚だった。とても時間と気持のかかる暮らしだ。余裕がないとできない。もちろん暑さ寒さ労働で身体にストレスもかかるし食べるものも粗食(採れるものしか食べない)から早死にだ。ここまできた日本は多分変わらないだろう。中年男性がエコバックを持っているのを見たことはないし、3円5円払ってレジ袋が買えるなら買う。人間は知恵があるために発展しそれがために不幸となった。他の生き物の生態を荒らす化け物でしかない存在となった人間は、地球上の生き物会議の多数決で消される運命となることは止められない。

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