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日建経/女性技術者活躍状況調査結果/施工管理職は10~20代が過半、資格取得低調  [2020年1月23日2面]

 日本建設業経営協会(日建経、原眞一会長)は、会員企業の女性技術者活躍状況調査の結果をまとめた。女性技術者のうち土木部門は15%、建築部門は76%で、土木部門に比べ建築部門で女性技術者の登用が進んでいることが分かった。土木部門は10~20代の若年層が73%を占め、全員が施工管理者だった。建築部門も10~20代が62%を占める。内訳は施工管理73%、内勤27%となっている。
 調査は会員26社を対象とし昨年9~10月に実施。18社が回答した。全社員数は7959人で、うち女性比率は10%に当たる809人。内訳は技術系が191人(全体に占める比率3%)、事務系が607人(30%)、品質・安全部門が11人(6%)となっている。
 年齢構成を見ると、土木部門では女性技術者は20代の施工管理職が0・8%と最も多い。建築部門の女性技術者は20代が2・7%と最多。うち施工管理職2・0%、内勤0・8%。施工管理職は20代の2・0%に対し、30代は0・13%、40代では0・16%に減少する。土木・建築とも60歳以上の女性技術者はゼロだった。
 施工管理者の役職者は土木、建築とも「係員」が9割強を占める。「所長」は建築部門で2人、土木部門はゼロだった。女性の新卒採用者数は2016年度以降増加傾向にある。離職率は17年度以降、男女にかかわらず低下が顕著。産休の取得者は47人、育休の取得者は45人。男性の育休取得者は16人だった。
 資格取得状況についても質問。1級施工管理技士の取得率は土木部門が男性77%に対し女性33%、建築部門は男性75%に対し女性15%にとどまり、いずれも女性の取得率は男性の半分以下だった。女性技術者の資格取得率が低いのは「受験資格がない」あるいは「受験中」と推測している。

コメント

  • 還暦建築士 より:

    女性は資格を持ったところで上に上がれないし、上に上がったところで男性部下に潰される。お金かけ時間かけて一生懸命勉強し、資格者になったところでなんにもいいことがないから取らない。「女性は男性の3倍仕事して一人前」となんのてらいもなく豪語された30年前の時代となんにも変わっていないのではないか。

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