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国交省/登録基幹技能者はキャリアアップシステム早期登録を/19年度で特例措置終了  [2020年1月23日1面]

 国土交通省が登録基幹技能者に対し、建設キャリアアップシステム(CCUS)への積極的な登録を呼び掛けている。登録申請するだけで最上位(レベル4)のゴールドカードを交付する特例措置が年度内で終了。来年度以降は登録申請、更新申請の2段階(それぞれ手数料が必要)を経てゴールドカードを交付する。足元の資格保有者数は約7万人。うち2割強の約1万7000人がゴールドカードを取得している。
 建設技能者のレベルを4段階に分ける能力評価基準の策定・認定が進んでおり、登録基幹技能者制度のある35職種で2020年度からレベルに応じた4種類のカードが技能者に行き渡る環境を整える。これまでに▽鉄筋▽型枠▽機械土工▽左官▽内装仕上▽防水施工▽切断せん孔▽サッシ・カーテンウオール▽建築大工▽トンネル▽圧接-の11職種の基準が認定されている。
 レベル4(高度なマネジメント能力を有する技能者)の登録基幹技能者に対しては、基準が策定されるまでの間の特例措置が講じられている。登録基幹技能者が技能者登録すると、CCUS運用主体の建設業振興基金(振興基金、佐々木基理事長)からゴールドカードが交付され、レベル4の評価を受けた者として取り扱われる。
 特例措置は年度内で終わる。来年度以降は、登録基幹技能者でも各職種の評価基準に基づき能力評価を受ける。この場合、登録基幹技能者の資格に加え、レベル2(中堅〈一人前〉技能者)、レベル3(職長として現場に従事できる技能者)に求められる各種資格の保有も必要となる。
 手続きも2段階となる。登録基幹技能者はCCUSに登録申請し、いったんレベル1(初級〈見習い〉技能者)のホワイトカードの交付を受ける。その上でゴールドカードへのカード更新を希望する場合、別途、能力評価の申請手続きを行う。評価手数料2000~3000円、カード更新手数料1000円の計3000~4000円もかかる。
 国交省は「登録基幹技能者に対するキャリアアップカード交付の取り扱い」と題する土地・建設産業局建設市場整備課長名の文書を、登録基幹技能者講習実施機関(35職種・50団体)に22日付で送付。登録基幹技能者に対し、早期にCCUSへの技能者登録を行うよう周知徹底を要請した。

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