工事・計画

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堺市/百舌鳥古墳群眺望気球の事業化へ20年度に社会実験/地上施設の規模など未定  [2020年2月7日8面]

 堺市は、世界遺産に登録された仁徳天皇陵など百舌鳥古墳群を上空から望むことができるガス気球の社会実験に2020年度着手する予定だ。同年度当初予算案にロープで地上とつないだ係留方式のガス気球の本格運営に向けた費用を計上。予算が市議会で承認された場合、旧大阪女子大学跡地(堺区大仙町)のテニスコート跡地(約5000~7000平方メートル)で今夏から1年程度かけて実験を行う。ガス気球の発着・係留に必要な施設や待合施設などの規模は未定。これらの施設を整備する場所も今のところ確定していない。
 ガス気球事業は永藤英機市長が発案。市長就任後から旧大阪女子大学跡地に建設を計画していた百舌鳥古墳群を説明するガイダンス施設は建設を中止し、仁徳天皇陵などの大きさを感じることができる方法を検討していた。
 係留方式の気球はヘリウムガスを使う。地上から100~150メートル上空まで上昇させる。乗員数は30人程度。4~5メートルの風速までなら上昇させることが可能という。
 地上施設として必要になるのは気球の係留施設「ランディング・プラットフォーム」と、気球の上昇・下降の拠点となる発着場。気球をコントロールする機能は係留施設の中に設ける予定。
 市では今夏から始める社会実験に先立ち周辺住民への説明を行う。1年間の社会実験の成果を踏まえ、学識経験者らの意見も聞きながら気球事業の方向性を探っていく。本格運用の時期は未定。

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