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宇部興産、三菱マテリアル/セメント事業を統合/新会社設立、事業規模6千億円想定  [2020年2月13日1面]

 宇部興産と三菱マテリアルは12日、両社のセメント事業などを統合することで基本合意したと発表した。グループを含めたセメント事業全般と関連事業を包括的に統合する方向で検討。9月末をめどに最終契約書を交わす方針だ。来年6月の株主総会で承認を得て2022年4月の新体制移行を目指す。新会社の事業規模は6000億円程度を想定している。
 両社は1998年7月に宇部三菱セメントを設立し、セメントの販売・物流機能を一本化した。同社の誕生から約20年をへて、生産部門を含めた事業全体の統合に踏み切る。国内セメント事業で創出したキャッシュフローを国内外で成長が期待できる分野に集中。社会インフラの整備や循環型社会の発展に貢献する企業として、持続的な成長が見込める体制を構築する。
 新会社は宇部興産と三菱マテリアルの折半出資とし、会社分割などの方法で国内外のセメント事業や生コンクリート事業、石灰石資源事業、建材事業、エネルギー・環境関連事業などを担う。宇部三菱セメントは新会社が吸収合併する。
 セメント・建材関連の連結売上高は、19年3月期実績で三菱マテリアルが1982億円(セメントセグメント)、宇部興産が2502億円(建設資材セグメント)。宇部三菱セメントの売上高は19年3月期で1227億円。

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