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長大らSPC/山梨県南部町でバイオマスガス化発電所に着工/21年の稼働めざす  [2020年2月14日3面]

木質バイオマスガス化発電所の完成パース

鎌を入れる佐野町長

鍬を入れる永冶社長

鋤を入れる鈴木常務

 長大ら3社で構成する特定目的会社(SPC)の「南部町バイオマスエナジー」(東京都中央区、飯干貴久社長)が、2021年をめどに山梨県南部町で木質バイオマスガス化発電事業を開始する。発電能力は一般家庭1500世帯の年間消費量に相当する800キロワットを想定。固定価格買い取り制度を活用して電力会社に売電する。年間約2億円程度の収益を見込む。
 発電所の建設地は大和360。「アルカディア南部総合公園スポーツ施設」に隣接する。マレーシアのプラントメーカーが開発する「bleu FLAME」(ブルーフレーム)を国内で初めて採用。年間約7000トンの間伐材を燃焼させ効率良くエネルギーを生み出す。
 発電容量は800キロワットを見込み、東京電力パワーグリッドに売却する。発電に伴って発生する排熱(約450度)は、スポーツ施設の温水プールなどに利用。災害時には発電所からも電気が供給できるため、非常用電源にも利用可能だ。
 同町産の木材を利用する地産地消型の発電施設となる。プラントは南部町バイオマスエナジーからEPC(設計・調達・建設)を受注した東京エネシスが担う。
 13日には現地で建設工事の起工式が行われた。神事では佐野和広町長が鎌、永冶泰司長大社長が鍬、鈴木康司東京エネシス取締役兼常務執行役員が鋤を入れ工事の無事を祈願した。神事後のあいさつで永冶社長は「地方都市の衰退が進む中、バイオマス発電によって南部町の活性化に貢献したい」と述べた。
 発電事業は長大とバイオマス燃料メーカーの日本トランクバスター(東京都中央区、加持智弘社長)、プラントメーカーの日本化学機械製造(大阪市淀川区、高橋一雅社長)が出資するSPCが運営する。

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