論説・コラム

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回転窓/交流を閉ざさずに  [2020年2月14日1面]

 新型コロナウイルスが国内経済にも影響を及ぼし始めた。ウイルスのまん延を要因に業績予想を下方修正する企業が出てきている▼民間調査会社の東京商工リサーチの調べによると、対応に追われている企業の65%が製造業。中国国内での工場の休業や赴任していた社員の一時帰国などを背景に「生産の大部分を中国に依存する日本メーカーへのダメージは深刻だ」と指摘する▼建設関連各社は現段階で業績を左右するような状況に至っていないようだ。だが、鉄骨など資機材供給の面で懸念する声もある▼発生源とされる湖北省武漢市は戦後の中国で初めて鉄鋼コンビナートが造られた場所。日中国交正常化が実現した1972年に新日本製鉄(現日本製鉄)大分製鉄所の技術者が現地に赴任し技術支援を行った。その縁で大分市と武漢市は1979年に友好都市となった▼今年は友好都市締結40周年。3月に記念式典を予定していた。残念ながら延期となったが、大分市はマスクをいち早く送るなど支援を続けている。民間交流でも経済でも中国は大事なパートナー。冷静な対処で苦境を共に乗り越え、絆を強められればと思う。

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コメント

  • 匿名 より:

    中国にされたことをなぜすぐに忘れるのか。金にしか興味は無いのか。日本人、日本国としての矜持やプライドは?経済依存の脱却をいまこそ考える時ではないのか。世界中が中国1国に振り回され、警戒している中に何を寝ぼけた事をいっているのか。

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