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SkyDrive/重量物運搬ドローン開発へ/大林組と実証実験に着手  [2020年2月14日3面]

飛行時の様子

 飛行モビリティーなどを手掛けるスタートアップ企業のSkyDrive(東京都新宿区、福澤知浩代表取締役)は、建設現場などでの利用を見据えた重量物運搬用ドローン(小型無人機)「カーゴドローン」の開発に乗り出した。大林組と共同で実証実験に着手。目視が可能な範囲内での自律飛行で、30キロ程度の建設資材を安定して運搬できることを確認した。2019年12月から予約販売を始めている。
 SkyDriveは「空飛ぶクルマ」(電動垂直離着陸型航空機)の開発に取り組んでいる。開発過程で培った技術を活用し、重量物運搬に特化したドローンの実用化を目指す。初弾の実験は、同12月に知の拠点あいち(愛知県豊田市)で行った。全長1・3メートル、全幅1・7メートル、全高1・0メートルの機体を使用。土木現場での利用を想定して、土のうや木杭、ブルーシートなどを自動搬送した。
 飛行速度は時速40キロで、最大積載時の飛行可能距離は3キロ、飛行時間は15分となっている。着陸せずに荷物が昇降できるウインチ機構なども備えている。今後現場での実証実験を重ねた上で、建設現場に適した機体の開発や効果的な活用方法を検討していく。
 大林組は現場での単純な力作業の軽減に向けて、資材搬送作業の自動化などを目指している。現場の安全性向上といった労働環境の改善や働き方改革につながるとみている。

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