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施工管理技術検定/女性の2級合格者が過去最多/受験者も9年連続増加  [2020年3月18日1面]

 建設業法に基づく施工管理技術検定で女性の受験者数と合格者数が増えている。2019年度は若年層の受験者が多い2級学科試験で女性の受験者数が過去最多を更新。9年連続の増加となった。2級実地試験の合格者数も過去最多を記録した。1級試験は学科が06年度以降、実地も04年度以降で最多となった。建設現場で監理技術者や主任技術者として活躍する女性が増えていきそうだ。
 技術検定は監理技術者などになれる国家資格「施工管理技士」を取得するための試験。土木、建築、管工事、電気工事、建設機械、造園と、19年度に新設した電気通信工事の計七つで1級と2級があり、学科試験と実地試験で構成する。受験者と合格者の平均年齢は上昇傾向にあるため、国交省は技術力の水準は維持しつつ、若年層の受験機会の拡大や受験要件の緩和に取り組んでいる。
 ここ数年は1、2級とも女性の受験者数が増加しており、合格率も高い。19年度試験で受験者に占める女性の割合は1級学科3・7%(18年度3・8%)、2級学科8・4%(7・3%)。1級は過去最高だった18年度に対して0・1ポイント低下したものの、高い水準を維持した。2級は7年連続で比率が高まり過去最高を更新した。
 合格者に占める女性比率は1級実地(1級技士)5・5%、2級実地(2級技士)8・8%。1級は過去最高を記録。2級は過去最高の18年度と比べ0・1ポイント低下したが、合格者数では2999人(18年度2890人)と過去最多となった。
 男女問わず若年層の受験者が多い「学科のみ試験」の受験者数が初めて5万人を超えた。全7分野で年2回実施する取り組みが奏功。年2回実施前の16年度と比べると3・1倍になった。「学科・実地試験」を含めると4年連続で10万人超となった。

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