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五洋建設/施工情報収集共有システムを開発/BIM・CIMツール活用し生産性向上  [2020年3月24日3面]

 五洋建設は2017年に開発した「五洋土工情報収集システム(i-PentaCOL)」の機能を大幅に拡張した。BIM/CIMを活用して建設現場のさまざまな情報を収集・共有するクラウドシステム「五洋施工情報収集共有システム(i-PentaCOL/3D)」を開発。ユーザー間コミュニケーション機能を搭載した。データ収集・管理、資料作成、打ち合わせの移動などにかかる時間が大幅に削減できるという。
 開発したシステムには現場活用に特化した操作性の良いBIM/CIMツールを活用した。ユーザー間コミュニケーション機能を設けており、ウェブでBIM/CIMモデルによる説明動画を記録したり、コメントを書き込んだりできる。他のユーザーは遠隔地でもタイムリーに説明を受けられる。
 システムは国土交通省の「建設現場の生産性を飛躍的に向上するための革新的技術の導入・活用に関するプロジェクト(PRISM)」に採択されている。岩手県宮古市で施工する「国道106号与部沢トンネル工事」に導入・試行している。与部沢トンネルでは同システムで切羽写真、前方探査や坑内変位などの計測データを取り扱い、トンネル掘削に伴う貫通側坑口部の斜面挙動を監視するため地表面変位計測結果をBIM/CIMモデルに表示している。
 今後は建設現場の生産性向上と作業の省力化のため、i-PentaCOL/3Dを積極的に施工現場へ適用していく。

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