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五洋建設/ベルギー・デメ子会社と覚書交換/日本での洋上風力建設で協働  [2020年3月25日1面]

 五洋建設は、ベルギーの海洋土木会社・デメグループの子会社デメオフショアと日本国内の洋上風力発電分野で協働する。19日に覚書を交換した。デメオフショアは欧州で洋上風車の豊富な据え付け実績を持つ。連携によって施工の効率化やコスト縮減につなげる。共同出資による子会社設立も視野に入れる。
 デメオフショアは洋上風車据え付け数が2200基(1月時点)に達している。SEP(自己昇降式作業台)船も7隻保有。固い地盤での掘削技術を保有している点も特徴という。日本は海底地盤が複雑で台風など気象・海象条件も厳しい。同社の豊富なノウハウと五洋建設の豊富な実績を組み合わせ、安全で高効率な施工の実現につなげる。
 国内での洋上風力発電プロジェクトは港湾区域が先行している。五洋建設は2024年以降に一般海域でも工事が始まると見ている。両社は一般海域での洋上風力発電プロジェクトを見据え、発電事業者に提案していく。基礎の建設から風車据え付け、海底電力ケーブルの敷設、運転後メンテナンスまで、トータルで手掛けることを目指す。
 五洋建設の清水琢三社長は「欧州では(風車が)急激に大型化しており、そうした知見を取り入れつつ、われわれの実績を合わせることで、リーズナブルなより良いやり方を作っていきたい」と話している。

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