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西松建設/コンクリート配管切替システムを開発/タブレットで遠隔自動制御  [2020年3月26日3面]

マニピュレーターの先端部が所定の配管孔に自動接続

 西松建設と岐阜工業(岐阜県瑞穂市、宗像国義社長)は「コンクリート配管切替システム(エレファントノズル自動配管システム)」を開発した。覆工コンクリートの打設作業を省人・省力化し、自動化施工にも対応可能。山岳トンネル工事でコンクリートの圧送配管の切り替え作業をタブレット端末で遠隔操作でき、配管の切り替え作業が簡単にできる。センサーやコンクリートポンプなどと連動し、覆工コンクリートの打設作業を自動化する。
 同システムは、セントル(移動式型枠)の型枠面に設置したセンサーやポンプなどと連動し、打設高さを把握する。所定の高さまで打設するとポンプからの輸送を停止し、配管を自動で切り替えて次のブロックへコンクリートを打設してくれる。
 自走式マニピュレーターが所定の配管孔まで移動して自動接続するため、安全で効率的な施工が可能。配管切り替え作業に伴う打設の中断も最小限に抑えられ、より高品質なコンクリートを施工できる。
 同システムは、西松建設が福島県内で施工中の「国道294号(仮称)五郎窪トンネル工事」(発注者・福島県)の「自動化セントル」に搭載している。同社は、山岳トンネルの無人化・自動化施工の実現に向けた技術開発を積極的に進めており、同システムは覆工コンクリートの自動化施工を推進する一環となる。

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