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首里城復元/政府、工程表を決定/正殿は26年の完成めざす  [2020年3月30日2面]

 政府は27日、昨年10月に焼失した首里城(那覇市)の復元に向けた工程表を決定した。正殿は2026年の完成を目指し、22年から本体工事に着手する。スプリンクラーの設置や貯水槽の増設などを行い、防火対策を強化する。材木は国産ヒノキを中心とし、前回復元時に使用した希少材「チャーギ(イヌマキ)」のような沖縄在来樹種も可能な限り活用する。
 同日、東京・永田町の首相官邸で「首里城復元のための関係閣僚会議」(議長・菅義偉官房長官)を開き、工程表を決めた。使用するヒノキの市場調査を本年度から進め、正殿は20年度早期に設計を始める。22年中に発注手続き入り、工事に着手。26年の完成を見込む。北殿や南殿なども速やかに復元に向けた検討に入り、26年の工事着工を目指す。
 有識者による提言を踏まえ、防火対策を強化。最先端の自動火災報知設備やスプリンクラー設備を導入するほか、消火用水を城郭内に送るための連結送水管設備も設置する。会議で菅官房長官は「首里城は沖縄の誇りとも言える極めて重要な建造物だ。関係閣僚は密接に連携し、予算を含め必要な措置を講じてほしい」と指示した。

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