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竹中工務店/仕上げ工事のリアルタイム進捗管理アプリを開発/情報共有を効率化  [2020年4月3日3面]

位置プラス進捗のイメージ

 竹中工務店は、建築仕上げ工事の進捗(しんちょく)状況がモバイル端末などで簡単に管理できるアプリ「位置プラス進捗」を開発した。集合住宅やホテルなど部屋ごとの進捗管理が必要な現場で、作業員らに各部屋の進捗状況をスマートフォンなどから登録してもらうことで、リアルタイムで情報共有できる。現場職員らが巡回して目視確認するような手間が削減でき、作業調整の効率も高まる。手戻りを減らす効果も大きいと見ている。
 アプリなどを手掛けるグループ会社の朝日興産(大阪市中央区、岡田恒明社長)を通じて、レンタルのニッケンやアクティオ、太陽建機レンタルが販売する。今夏にも外販を始める予定。
 進捗状況の登録は、アプリ画面から行う。各部屋の出入り口などに作業別2次元コードを掲示しておき、作業員らが自身のスマホで読み取ると、登録画面が表示される。▽作業開始▽一部に残工事あり(ダメ残し)▽作業完了-から該当する状況を選択して送信することで、部屋ごとの進捗を示した管理表などとして見ることができる。
 必要な作業を飛ばした場合に警告を発信する機能も搭載。指定期間中に作業が進捗したかどうかを表示することもできる。作業に要した人数を入力しておくと、作業歩掛かり算出にも活用できる。部屋や作業順序などの各種設定は、ユーザーが任意に設定できる。
 現場での試行導入で、現場監督や職長の業務時間削減につながることが確認できたという。延べ約1万平方メートルの集合住宅新築工事を想定して試算したところ、現場監督が最大約80%、職長の場合は約65%、作業員の場合は約35%の業務時間削減につながるという。
 竹中工務店は、「位置プラス」シリーズとして、建設現場の効率化につながるアプリを提供している。今回で四つ目となる。

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