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光科学イノベセンター/次世代放射光施設基本建屋(仙台市青葉区)が起工  [2020年4月23日6面]

完成イメージ

鎌入れ

鍬入れ

鋤入れ

 産学連携組織の光科学イノベーションセンター(高田昌樹理事長)が、仙台市青葉区の東北大学青葉山新キャンパスに計画している「次世代放射光施設」の起工式が22日、建設予定地で行われた。物質をナノレベル(10億分の1メートル単位)で解析し、構造解析や機能理解に役立つ施設で、基本建屋が着工した。設計は日建設計、施工は鹿島・橋本店JVが担当。工事費は約110億円。
 神事には高田理事長をはじめ、同センターを設立した東北経済連合会から海輪誠会長が出席。神職による祝詞奏上に続き、日建設計エンジニアリング部門管理グループの中塔昭晴アソシエイトが鎌入れ、高田理事長と海輪会長が鍬入れ、鹿島・橋本店JVを代表して鹿島の勝治博常務執行役員東北支店長が鋤入れをそれぞれ行い、神前に玉ぐしをおさめて工事の安全を祈願した。
 高田理事長は「新型コロナウイルス感染症が拡大しているが、感染症を制圧するための治療薬や医療機器の新しい材料の研究開発の強力が道具として次世代放射光施設が期待される。安全・安心を守る科学技術の発展を支えたい」とあいさつ。勝治支店長は「JVの総力を結集し、無事故・無災害で工期内の完成を目指す」と決意を述べた。
 計画では青葉山新キャンパスの南側約5万4600平方メートルを造成し、1周約350メートルのリング状の高輝度加速器を備えた蓄積リングやビームラインを収容する蓄積リング棟と線型加速器を設置する長さ約150メートルのライナック棟の2棟を整備する。施設規模はS一部RC造地下1階一部2階建て総延べ2万5262平方メートル。加速器を格納するトンネルや床部がRC構造となる。
 工期は2023年3月31日。2月末の入札で鹿島が落札し、その後、橋本店とJVを結成した。3月26日に契約を結んだ。敷地造成工事(担当・橋本店)の進捗(しんちょく)率は70%を超えている。

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