BIMのその先を目指して

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BIMのその先を目指して・136/樋口一希/前田建設が新型コロナ対策アイデア募集  [2020年5月21日]

「ICI INNOVATION AWARDS」サイト画面

 前田建設は4月28日、「ICI INNOVATION AWARDS 新型コロナウイルス対策アイデア」の募集を開始すると発表した。新型コロナウイルスが猛威を振るう中、建設業においても全方位的な対策が急務となっており、新たな展望を切り開くチャレンジとして注目できる動きだ。

 □新型コロナウイルス対策のテクノロジーやサービスビジネスのアイデアを募集し後に選定□

 ICI総合センターにおいては、ネット上のコミュニケーションだけで社会課題解決に向けたオープンイノベーションを継続させているが、新たな公式ソーシャルメディア「ICIオープンイノベーションLIVE」をFacebook上に開設するものだ。
 開設後初めてのテーマとしては、サムライインキュベート(※)の協力も受け、喫緊での対応準備が求められる新型コロナウイルス対策のテクノロジーやサービスビジネスのアイデアを募集し、ファイナリストを選定、最終審査を行う「ICI INNOVATION AWARDS」を実施する。
 ※サムライインキュベート=スタートアップ組織をシード段階のステージから支援するベンチャーキャピタル。

 □開発資金や実験設備提供などインキュベーション・アクセラレーション支援メニュー提供□

 「ICI INNOVATION AWARDS」においては、優れたアイデアに対してICI総合センターが市場展開や実現に向けた支援を行う。具体的には開発資金の提供やさまざまなマッチング、専門家ネットワークによるアドバイス、実験設備提供など多様なインキュベーション・アクセラレーション支援メニューを提供する予定だ。さらに優れたものには希望に応じてMAEDA SII(※)による出資を検討する。
 審査に際してはサムライインキュベートの協力を得られることが決定しており、優秀なアイデアを提案した応募者には、サムライインキュベートからの投資の検討も行われる。そのため事業を加速させたいベンチャー経営者や起業を計画するアントレプレナー、起業家精神を持つ学生にとっても大きなチャンスの場となると考えられる。
 ※MAEDA SII(Social Impact Investment)=前田建設が実施している社会的課題の解決に取り組むベンチャー企業に対する資金的支援の仕組み。事業化のフェーズに応じて最大1億円程度の出資を行っている。

 □募集は新型コロナウイルスの感染拡大防止で付加価値を発揮するテクノロジーなどが対象□

 ◇VS(versus)コロナ部門
 新型コロナウイルス感染拡大を防止するテクノロジーやサービスのアイデアで、速やかに市場投入、実用化が可能なもの。
 VSコロナは、ICIの定義で「新型コロナウイルスの感染拡大防止のために今すぐ社会実装することで付加価値を発揮するテクノロジーやサービスのアイデア」を指す。
 ◇With and Afterコロナ部門
 ウイルス対策(新型コロナ以外も可)が継続している社会での経済活動において有効なテクノロジーやサービスのアイデアで、本年度下半期までに市場投入、実用化が可能なもの。
 With and Afterコロナは、ICIの定義で「Withコロナは、今後の新たなウイルスも含め、感染拡大防止対策下でも経済活動への影響力を最小限とし、あるいは活性化させるテクノロジーやサービスを、またAfterコロナは、コロナウイルス対策によって引き起こされ、そのまま継続、進化する社会変革において、有効に展開できる有効なテクノロジーやサービス」を指す。
 前田建設は15日付で「ICI INNOVATION AWARDS」のファイナリストを決定し公表した。22日に行われる最終審査会では、ファイナリストがプレゼンテーションを行い、その中から優秀賞(各部門1社計2社)を決定する。最終審査会の模様はオンラインイベントとして一般公開される。
 〈アーキネットジャパン事務局〉(毎週木曜日掲載)

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