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長谷工コーポ/タワマン受注で攻勢/年間シェア20%目指す  [2020年5月21日1面]

長谷工コーポレションが手掛けた東京都豊島区のタワーマンション「ルミナリータワー池袋」(13年3月竣工)

 長谷工コーポレーションが超高層マンションの受注で攻勢を掛ける。4月1日付で建設部門と設計部門に超高層案件の専門部署を設置した。BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)などの技術も活用し、首都圏で30~40階建てマンションを中心に年間シェアで20%獲得を目指す。
 同社はこれまで、板状型のマンションを得意としてきた。タワーマンションの受注実績は2020年3月期で首都圏2件、関西圏4件だった。21年3月期は首都圏4件、関西圏1件の受注を計画する。駅に近接する物件や複合施設、再開発案件などがターゲットになる。
 20日に開いたウェブ会見で、建設部門を担当する三田村恒尚執行役員は「当社独自の工法を開発しコストや工期の短縮を図りたい」との方針を明らかにした。タワーマンションの年間供給量は首都圏で約5000戸。毎年1000戸をコンスタントに獲得する考え。21年3月期は単体で4500億円の受注を計画。「タワーマンションの割合はこのうち10~13%」(三田村執行役員)になる見込みという。首都圏や名古屋地区、関西圏で営業活動に注力する。
 BIMも積極的に活用する。建築部材工場とのデータ連携で手戻り作業などを減らし、施工の効率化を図る。設計部門を担当する松澤明彦執行役員は「超高層に加え非住宅でも設計や施工にBIMをどんどん活用していきたい」と述べた。

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